Huluでは年齢制限機能があり、年齢によって視聴できない作品があります。
家族で利用している場合は「子供が大人向けのコンテンツを見ないようにしたい」
逆に「年齢制限を解除するにはどうしたら良いのか?」
Huluの年齢制限はどうなっているのか?設定から解除の方法まで詳しく説明していきます。
Huluは年齢によってどんな視聴制限がある?
Huluでは下記で説明するように年齢毎に視聴できる作品に制限があります。
映画の場合
Huluで配信している映画は基本的に日本の映画倫理委員会(映論)による区分に基づいて制限を行っています。
まずはどのような区分になっているのか説明します。
- G:年齢に関係なく、どなたでもご覧になれます。
- PG-12:12歳未満の年少者の観覧には不適切な内容が一部含まれていて、親または保護者の付添いが推奨されます。
映画の内容には、成人向けの題材や、部分的ヌード、性的な言葉、暴力シーン等、12歳未満の年少者の観覧には不向きなものが含まれています。
- R15+:15歳未満の年少者は観覧禁止です。映画の内容には、成人向けの題材や、ヌード、性的な言葉、暴力シーン、性的描写等、15歳未満の年少者の観覧には不向きなものが含まれています。
- R18+:18歳未満の年少者は観覧禁止です。映画の内容には、成人向けの題材や、詳細な暴力描写、露骨な性描写、性的暴力、ポルノコンテンツ、ドラッグの使用等、18歳未満の年少者の観覧には不向きなものが 含まれています。
(2)日本の映画倫理委員会(映倫)による区分がないものについては、上記(1)を参考にしたhuluの判断に基づき、適切なものとなるよう配信しております。
簡単に区別すると下記のように年齢で視聴できる作品に制限があるわけです。
- G⇒誰でも視聴可能
- PG-12⇒12歳以上
- R15+⇒15歳以上
- R18+⇒18歳以上
テレビ番組の場合
- (1)日本のテレビ番組
当該テレビ番組を制作し、放送したテレビ局が所定の放送基準に基づき編集したものを配信しております。 - (2)海外のテレビ番組
当該テレビ番組が初回に放送された国又は地域の基準に基づき編集されたものについて、huluの判断に基づき、適切なものとなるよう配信しております。
以上の考慮により、作品によって青少年の視聴に不適切な表現が含まれるものについては、注意喚起文を冒頭に入れております。
映画の場合は映論による明確な基準があるのですがテレビ番組の場合は各テレビ局やhuluの判断に基づいているので、若干基準が不明瞭になっています。
Huluの年齢制限はどのように表示される?
Huluで年齢制限がある作品は作品の詳細ページに「PG12・R15・大人向け+R18」と表示されます。
下記は実際にHuluで年齢制限が表示されている画像です。
PG12表示
R15表示
大人向け+R18表示
Huluでは映画の場合は「R18」・R18レベルの内容のドラマは「大人向け」と表示されているようです。
年齢制限の作品を視聴するとエラーコード2067で再生できない
自分が年齢制限に引っかかる作品を視聴しようとした場合は「年齢制限のため、この作品を再生することができません。コード:L-2067」と画面に表示され、再生できないようになっています。
この場合に視聴するには、今利用しているプロフィールの生年月日を15歳以上や18歳以上に変更するか、別の年齢制限に引っかからないプロフィールを利用しましょう。
Huluで年齢制限する方法は?
Huluの年齢制限はプロフィール作成時の生年月日を元に自動的に適用されるようになっています。
別途設定で年齢制限などをする方法はありません。
この生年月日は以下の方法で変更できます。
- 右上のメニューから「プロフィール切り替え」を選ぶ
- 「プロフィールの編集」を選ぶ
- 生年月日の欄を視聴制限したい年齢に変更する
- 「保存」を選ぶ
例えば子供が15歳以上でもR15の作品を見せたくないという時は、本当の生年月日とは別の生年月日に設定する必要があるわけです。
12歳未満はキッズプロフィールに
1番厳しい制限になるのはキッズプロフィールです。
キッズプロフィールにするには生年月日で12歳未満にする必要があります。
キッズプロフィールで視聴できる制限は「子供向けのアニメや映画・戦隊モノなど」に限定されます。
一般向けの全年齢作品も表示されないようになっています。
キッズプロフィール以外はPG12・R15・R18の表示はない
キッズプロフィールの場合はオーナーアカウントのようにプロフィール一覧でキッズと表示されます。
ただそれ以外のPG12・R15・R18のような年齢制限は一切表示されません。
Huluでは生年月日だけでこのような制限が自動的に適用されるようになっており、「本当に制限されるの?」と分かりづらい状態になっています。
分かりづらいだけで実際に生年月日が年齢制限に掛かる状態なら、作品の再生はできないようになっているので安心してください。
後から生年月日を変更できない場合あり
下記のように後から生年月日を変更できない場合もあります。
後から12歳未満のキッズプロフィールに変更できない
キッズプロフィールを利用したい場合は最初に12歳未満の生年月日を選ぶ必要があります。
そうすると自動的にキッズプロフィールが作成されます。
ただ1度作成したプロフィールの生年月日は12歳未満に変更することができないので、この場合は別途プロフィールを追加してキッズプロフィールを作成するか、1度プロフィールを削除して作り直す必要があります。
オーナープロフィールは18歳未満に設定できない
オーナープロフィールはHuluに登録したアカウントになります。
Huluは18歳未満は登録することができないため、このオーナープロフィールの生年月日を変更して後から18歳未満に変更することもできなくなっています。
追加のプロフィールは15歳未満に変更できない
追加したプロフィールも15歳未満に変更することができません。
この場合も15歳未満に変更したいなら別途15歳未満のプロフィールを追加で作成するか、1度削除してプロフィールを作り直す必要があります。
Huluで年齢制限を解除する方法は?
上記のようにHuluでは生年月日によって年齢制限が適用されるようになっています。
解除する場合は逆に生年月日を変更して年齢が15歳以上・18歳以上になるように変更すればOKです。
後から12歳未満や15歳未満に変更する場合は上記で説明したように変更できない場合がありますが、上の年齢に変更する場合は変更できないという事はありません。
子供に年齢変更させない方法はある?
Huluでキッズプロフィールを利用している場合は、メニューに「マイリスト・プロフィール切り替え・アプリ設定」しか選ぶことができなくなります。
このようにキッズプロフィールはプロフィールの編集ができないため、勝手に生年月日を変更されることは基本ありません。
ただプロフィール切り替えで他のプロフィールに1度切り替えてしまうと、キッズの編集が出来てしまいます。
これを防ぐためには、キッズ以外のプロフィールに暗証番号を設定しておきましょう。
そうすれば子供がプロフィールを切り替えて、他のプロフィールに変更することができないため、勝手にプロフィール編集から生年月日が変更されてしまうことはありません。
ポイント
暗証番号の設定はメニューから「プロフィール切り替え」⇒「プロフィールの編集」⇒「プロフィールの編集で暗証番号を設定するをONにする」⇒「4桁の暗証番号を入力して保存を選ぶ」。
これで暗証番号を設定することができます。
大人向け(年齢制限)作品だけ検索できる?
以前はHuluにも大人向け作品の特集などがありましたが、現在はこのような大人向け作品だけを検索する方法はなくなっています。
多分ですがHuluではマルチプロフィール機能が増えたように、家族などで利用することを想定しているため、子供などが簡単に大人向け作品だけを閲覧できないように削られたのだと考えられます。
ご覧になったあなたへから見つける
正確に探せるわけではありませんがR18などの制限がある作品の下に表示される「〇〇をご覧になったあなたへ」という関連作品が表示される箇所をチェックすると、同じようなR15・R18の作品が表示されるようになっています。
アカウント情報での年齢制限はない
基本的にHuluは18歳未満の登録を禁止していますが、18歳以上20歳未満の場合は親の同意を得ればHuluに登録することが可能になっています。
このように18歳未満は利用できないので、今回紹介したような年齢制限が登録時の生年月日で判断されることはありません。
あくまでプロフィールの生年月日によって年齢制限が発生することになります。
以前のプロフィール機能がない時のHuluの情報だと、登録時の生年月日が年齢制限が掛かってしまうという情報がありますが、このように18歳未満は登録できないので、年齢制限を変更するために、登録時の年齢を変更する必要はありません。
そもそも現在はアカウント設定から生年月日などの変更はできなく、誤った生年月日で登録した場合はサポートへ連絡して変更してもらう必要があります。
まとめ
Huluの年齢制限の表示は「PG12・R15・R18」の3つあり、表示がないものは年齢制限がない作品になっています。
この年齢制限はプロフィールの生年月日を元に設定され、解除したい場合は生年月日を変更するだけでOKです。
家族で利用して子供に大人向け作品が見られたくない場合は、子供用のプロフィールを作成して年齢制限による視聴制限を活用しましょう。